ホーチミンの高島屋にバイクで行ってみる

ホーチミン高島屋には、タクシーかベンタン市場に行ったついでに徒歩なんてパターンが多いと思います。

ホーチミンでバイクに乗り始めて間もないと、まだまだルールが分かってない等で不安があると思います。

そんな方に向けた、かなりニッチな、ホーチミン高島屋(サイゴンセンター)の駐輪場情報です。

 

ホーチミン高島屋の場所

まずは場所ですが、↓です。

ホーチミン高島屋

 

駐輪場の入り口は二カ所

駐輪場の入り口は、高島屋の正面入り口の横(サイゴンスクエア)の前と、その真裏にあります。

先ずは正面入口横にある駐輪場入口です。

(サイゴンスクエアの前)


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バイクも車も同じ入り口を使って地下に降ります。

今度は上の入口の真裏にあたる入口です。


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この入り口は真裏の入口と地下で合流します。ちなみに行きも帰りも同じ入口を使います。

 

バイク用のゲートでカードをもらう

ICカードのような物を受け取ります。

ここカードは出庫時に必要なので無くさないようにして下さい。


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自動車用のゲートと分かれていますが、バイク用は明らかにゲートが狭いので見ればわかります。

 

駐車階はB3階

駐輪場はバイクで地下へ走っていった感じ地下2階のような気がしますが、エレベーターに乗るときに地下3階と気がつきます。


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柱に番号が振ってあるので、バイクの近くの柱番号を覚えましょう。

駐輪場は大きくて暗いので方向感覚が鈍ります。

 

駐車料金を払う

料金は時間従量制で、バイクは一時間は6,000ドンです。入口で受け取ったカードに時間が記録されていて出庫時に料金を払います。

もしかしたら買い物をすると割引のサービスがあるのかもしれませんが未確認です。

 

料金所は入口と同じ様なゲートになっています。カードを渡すとレジの上に金額が表示されます。

 

出口の方向が分からない時は、周りの人の様子を見てそれについて行けば大丈夫です。

 

最後に

如何でしょうか。

割と簡単です。

ロッテマートも駐輪場でお金を取るので似たような感じです。

地下の駐車場は出入口の坂が急で暗いので、特に雨の日は路面が濡れるで、安全運転で行ってきて見て下さい。

 

愛犬をベトナムへ連れて行く/犬の輸出入について

ベトナムに駐在して約1年になります。

ベトナム転勤の辞令が出た瞬間、まず最初に頭をよぎったのは我愛犬のHappyのことでした。

ベトナムに転勤と聞いて一瞬迷いましたが、2年以上離ればなれになることを思うと連れて行くしかないとすぐに考えは固まりました。

この記事は、日本からベトナムへ犬を連れて行く手続き方法やベトナムの犬事情も含めて、ベトナムへ愛犬を連れて行く方法を知りたい方や、検討されている方の参考になればと思います

尚、この記事では「東京(羽田)-ホーチミン」間を移動していて、関連施設もその近辺んです。この地域以外の方は、その地域に近い場所での手続きや手配が必要になりますので、地域を置き換えて読んでください。

日本では、神奈川県大和市にあるオアシス動物病院の羽賀先生に大変お世話になりました。この場をかりてお礼を申しげます。

www.oasis-vc.com

 

 

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準備をする前に知っておいて欲しい事 

過去にベトナムを十数回出張で訪問していますが、出張中は街の中心に近いホテルに泊まり移動も車を使いますので、街中を歩くことはありますが、郊外の住宅地や市場等は車中から見る程度でした。

これはベトナムに何度も足を運びながら、ほんの一片の偏った視点からベトナムを見ていたに過ぎません。

出張と居住は全く別物です。

これはベトナムの犬事情を全く理解出来ていなかったと言う事でもあります。

すでに察しは付いていると思いますが、犬に関する日本でのマナーや常識は、ベトナムでは全く通用しないと思ってください

そして日本では不自由しなかった何でもないことが、物凄く不自由に感じる事があります。日常生活ですらそういう状態なので、犬に関連することは更に自由がきかずストレスになるかもしれません

また、日本人でも犬に対する愛情の傾け方は人それぞれですが、ベトナムの場合はその差が桁違いに大きく、愛犬を預ける(任せる)ために人を良く観察して信頼できる人を探す必要があると感じます。

愛犬をベトナムへ連れて行くか行かないか迷いがあるようでしたら、寂しいですが日本で待ていてもらうのも一つの選択肢だと思います。

航空会社に預けて到着するまでに8時間以上も小さな箱に入れられ、暗闇と大きな騒音を何時間も我慢しないといけないのは、犬にとって大きなストレスです。

愛犬と一緒に居たい気持ちは本当に良く分かりますが、「一度、ベトナムへ連れ出したら、愛犬は日本に数年戻れない、ベトナムに居る間も日本に居る時と変わらずに一緒に生活する、そして必ず一緒に日本へ戻る」これが出来るか?絶対にやれる気力と体力があるか考えてから行動に移すことをお勧めします。

 

ベトナムの犬事情

  • 基本的に放し飼いです
    吠えまくる犬もいて少し怖いときがあります。また愛犬を連れていると駆け寄ってきたりします。

  • ノミ・ダニの対策は皆無です
    その犬達に愛犬を近づければ100%で虫が付きます。その虫は日本では見たことがないくらい大きくてビビります。油断していたら家の子に大きいのが10匹以上くっ付いていて取りきれたか自信がなかったので、結局、動物病院へ行って駆除しました。

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    大きさにビビる


  • 毎日とは言いませんが、度々犬が車に引かれて死んでいます
    ベトナムの交通事情をご存知の方は容易に想像できると思います。ベトナムの犬と同じように自分の愛犬も放し飼い!なんて絶対無理です。遅かれ早かれ事故死してしまいます。この一年だけでも近所の放し飼いの犬が2匹いなくなりました。

  • 放し飼いだから、犬の糞もそこらじゅうに転がってます
    ベトナムは割と掃除をしますので長期間放置と言う事はありませんが、うんちを拾う日本の習慣は、ベトナム人にはかなり奇妙に写ると思います。

  • 放し飼いの犬達が狂犬病の予防注射をしているとは思えません
    放し飼いの犬達全てが狂犬病のウィルスを持っているとは断定できませんが、狂犬病の予防注射をしているとも思えません。予防注射の存在とどれくらいの期間で打つべきものなのかを、肝心の飼い主が知らない可能性が高いです。

  • 散歩できる場所は限られます
    基本的に道路・歩道にはゴミが落ちています。日本がきれいすぎるとも言えますが。ゴミの中に肉類など良い匂いのする食べ物が混じっているため、拾い食いをしてしまう可能性があります。そのため散歩は場所を選びますし、道に落ちている物が視認できる早朝か夕方の時間帯に限られます。(昼は暑くてムリです)

  • 動物病院がぼったくりの場合があります
    何件かの動物病院を試しましたが、基本的に余計な検査や薬でぼったくります。現在は結局のところ日系の動物病院で落ち着いています。少し高いですが、余計な事をしてぼったくらないので安心です。やはり愛犬は信頼できる獣医師に任せたいです。良い病院選びも大変な作業です。

  • 室内で飼っている飼い主さんもいます
    ベトナムではプードルやチワワに人気があるようです。高価な犬は室内で飼うようです。高価な犬は盗まれて転売されてしまう危険があるので当然と言えば当然かもしれません。

  • ペット用品は割と手に入りやすいです。
    殆どが日本・韓国・台湾からの輸入品で価格は日本と変わらないので、ベトナムの物価で考えると高いですが、ごはん・トイレシート・おやつ・おもちゃ・ダニの薬など一通りの物は手に入ります。
    ベトナム語で「Thú y」(トゥオーイ)と書かれた看板があれば、ペットショップか動物病院かペットサロンです。本来は獣医師の事を言うらしいですが、薬を置いている場合が多いのでこのように表現するんだと思います。
    大きな店舗(ベトナムで言えばAeonやLotteMart)に行けばペット用品が揃うように思いますが、小さな店舗でも専門店に行った方が種類が豊富で価格も安いです。
    ベトナムは殆ど誰でもFaceBookのアカウントを持っていると思えるくらい、FaceBookを頻繁に使いますので、FaceBookで検索した方が近所の情報を集めやすいと思います。

  • ベトナムでは犬肉を食べます
    聞いた事があるかもしれませんが犬肉を食べるのは本当です。もともとホーチミンには犬肉を食べる習慣はなく、ハノイの一部地域の人に犬食文化がありました。ホーチミンにはハノイから移住してきた人達が多くいますので、ホーチミン郊外の一部地域では犬肉を食べます。田舎では犬が姿を消すと事故死したか盗まれて食べられたと思うそうです。

 ちょっと関係ないものも入っているような気がしますが、ベトナムの犬事情は以上のような感じです。

 

ベトナムの住宅事情

  • 外国人向けアパートでは犬を飼える物件が少ないです
    実際に物件探しをすると分かると思いますが、犬を飼える条件にするとかなり物件が絞られます。
    ホーチミンで有名なアパートは基本的に犬を飼う事が出来ません。

  • 内緒で犬を飼えますがお勧めしません
    実際に犬を飼えない物件で犬を飼っている人は多くいます。このあたりをナアナアな感じにするのはベトナムっぽいです。貸主は黙認しているようですが、犬の鳴き声がうるさいとか、犬と直接は関係ない事で近隣とトラブルがあると、飼ってはいけないのに犬を飼っている弱みにつけこまれて犬を手放すか解約を余儀なくされる事が頻繁にあるそうです。ここは自己責任と言う事になります。

  • 不動産会社は犬を飼う条件には非協力的です
    犬を飼える物件を探していると言うと不動産会社はいい顔をしませんし協力的ではありません。むしろ面倒な事を言う客だという態度を露骨に出す担当者もいます。自分は犬は諦めた方が良いくらいのニュアンスの事を言われてカチンときました(これ日本人担当者ですよ!)。
    ※日系の有名不動産会社よりも、信頼できるベトナム人の紹介の方が良い物件を安く借りられる可能性あります。
    Webサイトを見ると犬が飼える物件特集を組んでいる会社もあり、物件も豊富に見えるかもしれませんがあまり期待しないでください。古かったり不便だったりする場所で、犬を飼えることを条件にしないと外国人向けの価格では貸せないような物件が多く不満を感じると思います。
    また、トラブルが起こっても不動産会社は貸主の見方をしますので、不動産会社に頼る気持ちは持たない方が賢明です。

  • 契約時に犬の飼育OKの文言を入れる
    ベトナムは契約社会です。犬を飼う事に貸主が同意した旨を必ず契約書の文中に入れるようにして下さい。口約束ほど厄介でトラブルが大きくなるものはありません。
    できれば公証役場で正式な契約書にした方が良いかもしれません。もしも裁判になった時のためというなら大袈裟だと思うかもしれませんが、相手方にいい加減な事を言うなよと牽制する意味もあります。デポジットも2か月分ほど払いますので保険と考えれば手間が掛かってもお勧めします。

  • 居住証明
    物件を選ぶ際に居住証明書が取れるか確認するのも安心の一つだと思います。
    居住証明は公安に住人の登録をする事で発行される証明書です。これは貸主の責任で登録をするものですので、まじめな貸主なら当然処理が出来るはずです。
    居住証明はワーキングパーミットを取る際などに必須の書類ですから、契約が終わってから居住証明が取れないとなると問題です。信頼できる貸主と契約することは家族が安心して暮らせる一つの要素だと思います。

 

犬の輸出手続き

輸出手続きに関しては農林水産省のページに細かく記載されています。

www.maff.go.jp

が、凄く分かり辛いと思います

内容が分かっている人には簡単(当たり前?)ですが、これからという人には一回読んだだけでは理解できないと思います。

犬の輸出手続きをしてみて分かったことは、輸出も輸入も手続きは大体同じです。

なので、輸入手続きを見てください。

www.maff.go.jp

輸入方法の方がさらに詳細に書かれていますので、じっくり読むと内容はある程度理解できるのではないかと思います。

輸出方法に比べると輸入方法の方がより詳細に説明されていますが、先程書いたように輸入も輸出も手続きの内容(手間)は殆ど同じなので、輸入方法を詳しく説明して輸出方法については説明を端折っているのではないかと思います。

とにかく、日本からベトナムに犬を連れて行くと言う事は、日本からベトナムへ犬を輸出することになりますので、輸出について条件と大まかな流れを説明します。

 

犬の輸出の条件(ベトナムが犬の入国を許可する条件)

輸出に必要なことは、「相手の国に入国するための条件」を満たすことです。

相手国(ベトナム)の提示している入国条件は(ベトナム大使館のHPより)、

日本からペットを連れてベトナムへ入国されるには下記の書類が必要になります。

1. 日本出国時取得の『犬(猫)の輸出検疫証明書』

2. 荷主パスポート

3. 予防接種証明書

4. 健康診断書


http://www.vnembassy-jp.org/ja/%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0%E3%81%B8%E5%85%A5%E5%9B%BD%E7%8A%AC%E7%8C%AB

 しかし実は、これ、間違っています(汗

実際に自分がベトナム動物検疫所から要求された書類は、

  1. 荷主のパスポート
  2. 航空券(E-Ticket等)
  3. 検疫証明書(日本の動物検疫所の公認スタンプがあるもの)
  4. 健康診断書(日本の動物検疫所の公認スタンプがあるもの)

 以上の4点です。

手続きを進めると分かりますが、予防接種に関しては検疫証明書の中に記載しますので必要ありません。

 何はともあれ、ベトナム検疫所が要求する1)~4)の書類を揃えれば良いと言う事になりますので、どの様な手順で書類を揃えるか流れを説明したいと思います。

 

検疫証明書

検疫証明書は、出発の7日前から前日までに動物検疫所で発行される書類です。

出発前に最寄りの検疫所へ愛犬を同伴して行き、揃えた書類に不備が無いか、犬の健康状態はどうかを検疫所の獣医師が診断して問題がないと判断されたときに発行されます。

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検疫証明書の発行に必要な準備と書類は下記の通りです。

書類のオリジナルは必ず保管してください!

1)マイクロチップの装着

 ICチップの装着証明書を獣医師からもらいます - A

 ※この時、混合ワクチンを接種をしていなければ、しておいた方がいいです - 

2)狂犬病の予防注射 1回目

 狂犬病の予防接種証明書を獣医師からもらいます - B

 ※ICチップの装着日と同日でもOK

3)狂犬病の予防注射 2回目

 狂犬病の予防接種証明書を獣医師からもらいます - C

 ※1回目の注射から30日以上期間をあける

4)採血して指定機関で抗体価検査をする

 指定機関より抗体価の証明書をもらう - D

 ※動物病院で代行してもらえます

 ※結果が届くまでに2~3週間かかります
5)健康診断証明書を獣医師からもらう

 出発日の10日前程度の健康診断証明書であまり古くないもの - E
 ※フォーマットは輸入手続の手引書のPDF内にあります

6)NACCS(動物検疫関連業務)に利用登録をして動物検疫申請書を作成する

 必要事項を記入して申請する ー F

 ※この申請書に検疫所のスタンプが押されると検疫証明書になります
 ※申請の際に必要書類もアップロードします
 ※書類に不備や不足があれば検疫所よりメールで連絡があります
 ※NACCSは余裕をもって利用登録する事をお勧めします(出来ればICチップを入れたら利用登録した方が良いと思います)
 ※NACCSは操作方法に慣れが必要ですし、入力途中に保存しておくこともできます
7)検査日を予約して愛犬同伴で検疫所へ行く
 ※この時に書類A~Eのオリジナルを全て用意して持っていく
 ※愛犬の健康状態に問題がなく書類に不備がなければ、この時点で検疫証明書と健康診断証明書がもらえます
 ※ベトナムの検疫所に事前連絡の必要があるので、検査は出発の7日前~3日前までに済ませる必要があります。

今回は動物検疫所羽田空港支所で検査を受けました。
国際線ターミナルの向かって右側にある建物です。

連絡先は、動物検疫所ホームページの「申請・問い合わせ」を見てください。

 

ベトナムの検疫所へ事前連絡をする

 ベトナムの検疫所へは最低でも到着の2日前までに下記の書類のコピーをメールで送ります。

  • 荷主のパスポート
  • 航空券(E-Ticket等)
  • 検疫証明書(日本の動物検疫所の公認スタンプがあるもの)
  • 健康診断書(日本の動物検疫所の公認スタンプがあるもの)

ホーチミン市の動物検疫所のリンクです

raho6.gov.vn

注意点:

 ※健康診断証明書は獣医師のサインのあるのとは逆の面に検疫所の公認スタンプが押されますので、コピーを送信する際は裏表のコピーの送信が必要です。

 ※事前連絡すると担当官の名前の連絡があります。

 ※入国許可証は事前に送った書類の審査ですでに発行されていますが、許可証をもらうのに検疫証明書と健康診断証のオリジナルを提示する必要があります。

 タンソンニャット動物検疫所のウェブサイトを見てもらうと分かりますが全てベトナム語で書かれています(汗;

英語でも通じる可能性はありますが、ここはベトナム人にお願いして連絡を取ってもらいました。

 

入国許可証の受取り方

最後の難関と言えると思います。

この情報はベトナムホーチミン)に着く前に、情報がないか調べましたが一切見つかりませんでした。ここに書いてもGoogleが見つけてくれないと宝の持ち腐れかもしれませんが。どうか情報を探している方に見つけてもらいたいと願います。

羽田空港発-ホーチミン(タンソンニャット)空港のJAL便で愛犬と共にベトナム入りしました。

当時(2018年)のホーチミンへの着陸時刻は午前5時30分頃だったと思います。

入国を済ませて荷物をピックアップに行くと、青い小さなキャリーケースがベルトコンベアの横にポツンと置かれていました。キャリケースを覗くと「クンクン」と小さな鳴き声を出してながらこちらを見ていました。

この時に、皆さん共通して感じると思いますが、すぐにでもキャリーケースの外へ出してあげたいと思いました。しかし、空港内では犬はキャリーケースの中へ入れて運ぶのがマナーです。少しでも早く入国許可証を手に入れて空港の外に脱出したい気分です。

入国許可証をもらうには書類の内容と実際の犬が同じかを確認する必要がありますので、コンベアを流れる荷物をピックアップして愛犬と共に許可書をもらいに行きます。

下の図は、タンソンニャット空港で担当者が待っていてくれた場所です。担当者は「空港内」で待っていると言う情報だけでした。

担当者は私服なので服装からは判断がつきませんでしたし、人によって待っている場所が違う可能性も多いにありますが、参考に見てください。

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JALよりお借りしました。タンソンニャット空港で動物の入国許可証をもらった場所です!

注意すべきこととして「絶対に入国許可書を受取ってから税関を通ってください」

税関を通過すると空港内に戻れません。

 

税関を通る時に犬を連れていても入国許可証の確認などはありません。言ってみれば入国許可書無しでも入国は出来てしまいます。・・・が、入国した証拠がないと絶対に出国が出来なくなるとは言いませんが、厄介なことになるのは確かです。

この時、結構歩き回って検疫担当者を探しました。
犬と書類をセットで見せる必要があるので、担当者が待っている場所は限られていますので根気よく探します。

担当者の名前はMr.THUẬNでした、名前くらいは憶えておいて話しかけるときに名前で呼びかければ何となく分かります。

事前にコピーを送信していますので、オリジナルの書類と同じか、犬も書類にあるものと一緒であるかを確認すると入国許可証がもらえます。

飛行機に乗せる際に注意すべきこと

愛犬を連れて行くのJALを利用しましたが、どの航空会社でも輸送に関する規則は似たようなものだと思います。

www.jal.co.jp

 一番注意しないといけないのは、輸送容器(クレート)、つまりキャリーケースです。

さらりと書いてありますが「IATA動物規則8章CONTAINER REQUIREMENT1に準ずる」必要があります。

IATAなんて聞いたことがありませんでしたが、国際航空運送協会(英: International Air Transport Association IATA)の事で、安全・保安・快適などを目指し多くの航空会社が加盟しているそうです。

JALのウェブサイトを見て頂くと分かりますが、「強固な材質のもの」と書いてありますので、最近よく見る布製のキャリーケースはダメです。

「強固な」という表現が曲者で、持っていたキャリーケースはプラスチックで出来ていましたが、そのキャリーケースの上に座れば壊れてしまいそうな感じでしたので、「強固」と呼べるのか??と悩みました。

もしも飛行機内でアクシデントがあって荷物に押し潰されてしまうかもしれないと考えて、結局、IATA基準をクリアしたキャリーケースに買い換えました。
(前に持っていたキャリーケースは、メルカリで500円で出品して1時間後に売れたそうです)

出発直前で気が付いたので、選んで買う余裕がありませんでした。

手持ちのキャリーケースで問題がないか事前に確認する事をお勧めします。

 

蛇足:

JALのウェブサイトのここを見ると、到着空港で係の人が犬を手渡ししてくれるような事が書いてありましたが、これは国内線の事なんでしょうか(笑
まー、それはそれとして、運賃は羽田-ホーチミンで2万5千円程でした。

 

最後に

皆様お気づきだと思いますが、手続きのほとんどが検疫証明書を取るための作業です。

輸出も輸入もこの検疫証明書が必要ですので、前半で申し上げたように輸出も輸入も手続き内容はほとんど一緒と思ってよいと思います。また、海外に居ても日本国内でも手続きの内容は同じです。

犬は家族同然ですので、苦労してでも一緒に海外に連れて行く価値はあります。

日本に居るときに普通に出来たことが出来ず非常にストレスを感じる可能性があるのが海外です。

冒頭で書いたように、そこに迷いがあると自分にとっても愛犬にとっても不幸な生活になってしまうかもしれません。

「愛犬を絶対に守る」「一緒に幸せに暮らす」という気持ちと固い決意をもって、海外生活を楽しく過ごしてもらえればと思います。

この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

 

 

 

 

 

PC&スマホ:ベトナム語(声調記号付き)の入力方法

 

スマホの場合(Android)

ベトナム語を入力する際の声調記号の入力方法ですが、スマホ(Android)だとGboard-Googleキーボード(大概はインストールされていると思います)から言語を追加することで、使いやすさは別にして入力できる環境を作るのは、それほど難しくありません。

大雑把に言うと、下の様な地球の様なマークを押すことで入力言語が切り替えられます。

ベトナム語に切り替えられない場合は先に言語の設定をする必要がありますが、最初の一度だけ設定すれば良いので、それほど煩わしくないと思います。

 

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Gboard Googleキーボードの言語切り替え

自分の場合は、昔からATOKを使っているのでこのマークが出てきません。仕方ないので、毎回、Gboardを開いて入力システムをGoogleキーボードに切り替えて使っています。

 

スマホにGboard(Googleキーボード)がインストールされていない場合は、Googleストアからインストールする必要があります。設定方法は簡単なのでとりあえず触ってみてください。

iPhoneiOS)の場合

iPhoneに関しては、こちらの記事が参考になります。

tagengo-gakushuu.hatenablog.jp

PC(Windows)の場合

こちらの記事を参考にさせて頂き、いろいろ試してみました。

tagengo-gakushuu.hatenablog.jp

 

Google翻訳のWEB版が最強説

その結果ですが、上記の記事では紹介されていませんでしたが、Web版のGoogle翻訳を使うのが便利ではないかと思いました。

やり方は簡単です。

 

先ず、Google翻訳のページを開きます。

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Google翻訳

入力側をベトナム語に切り替えておきます。(翻訳先言語はなんでも良い)

そして中央部にある小さなキーボードのマークを押すと入力方法の一覧が表示されます。

※文字数のカウントの横あたりにある小さな記号です。

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Google翻訳の入力方法変更

このプルダウンリストを選ぶとソフトキーボードが現れます。

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Google翻訳 ソフトキーボード

 ソフトキーボードを使って入力できるのは勿論ですが、物理キーボード(?)でも入力可能です!これ最高!

上の図の「ă」は、キーボードを [A] [W] と押すと入力されます(これはTelex方式と言うらしいです)。

そして右側には翻訳がリアルタイムに表示されるので、声調記号があっているか確認できるのは、これまた非常に便利です。

お試しを!

「過去」は実在しない上に、曖昧な記憶で本当の過去は作り話に変る

 

時間とは何か

時計を見ると時間は一秒ずつ進む。

夕方になると日が傾きやがて夜になる。

人は無意識のうちに時間は流れていると感じている。

風が吹けば木の枝を揺らすので、風が実在することが分かる。

しかし時間の存在を理論的に証明できても、物理的に実在を証明することが出来ない。

つまり、時間は脳の中にだけ存在するため、時間は脳の中の感覚である。

時間は流れていない

過去は脳内に時系列に並べられた記憶である。

時間が実在しないなら、時間が流れている事実もない。

「今」しか実在していない事を意味している。

過去とは何か

時間が実在しないなら、過去とは何か。

過去とは今よりも昔のことで、時間の流れ過ぎた事を指す。

人は見たこと感じたことを、脳内に時系列に並べて記憶して保管している。

記憶が古いほど遠い過去と認識する。

つまり過去は実在せず、脳内の記憶である。

過去の出来事を事実と証明する方法

ケガをすると痛みを感じて血が流れる。

しばらくすると血は止まり痛みだけが残る。

痛みは徐々に和らぎ、傷跡が小さくなりはじめ、傷跡は長い期間残る。

傷跡が残っている間は、過去にケガをしたことを証明できる。

しかし、どのようにケガをして、どのくらいの時間で傷が消えたのかという過去は脳の中の記憶でしかないため、それが事実であると証明が出来ない。

記憶の曖昧さ

記憶とは、人それぞれが見て感じた「今」を時系列に並べて脳内に保管する。

しかし、記憶は「今」を単純・正確に時系列に保管するものではなく、蓄積された記憶と強く結びついて保管される。

つまり、脳は度々曖昧な記憶を保管することになる。

その曖昧な記憶を思い出し、再保管する際に、再び蓄積された記憶と結びつき曖昧な記憶となって保管される。

未来の記憶(dejyabu)も記憶の曖昧さによって起きている。

そして繰り返し上書きされた記憶は真実ではなくなり、脳内で作られた架空の話に代わってしまう。